現地時間6日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われたG1・マッキノンステークス(3歳上・芝2000m・10頭立て)は、ハナを切った1番人気ザーキ(Zaaki、セ7、J.マクドナルド騎手)のスピードが最後まで衰えず、4番手からこれを追った8番人気タイのカスカディアン(セ7、B.プレブル騎手)の追撃も退け、1.25馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分02秒94(稍重)。
3馬身差の3着が3番人気モウンガ(牡4、H.ボウマン騎手)。日本からの移籍馬ケイアイノーテック(牡7、C.ニューイット騎手)は最低10番人気だったが、後方から内を突いて追い込み、4.5馬身差の4着だった。
ザーキは、父がBlushing Groom系のLeroidesanimaux、母Kesara、母の父Sadler's Wellsという血統。豪州のA.ニーシャム厩舎の管理馬。
5月のホリンデールS(豪G2)から、G1・2勝を含む重賞5連勝。10月のコーフィールドS(豪G1・3着)で連勝は止まり、同月のコックスプレート(豪G1)は熱発で出走取消となったが、立て直してのG1・3勝目をあげた。通算成績は30戦10勝。
ケイアイノーテックは父ディープインパクト、母ケイアイガーベラ、母の父Smarty Jones。全兄に豪G1・3勝馬フィアースインパクトがいる血統。同国のM.スミス厩舎の管理馬。
2018年のNHKマイルC(GI)覇者。今回が移籍4戦目だが、うち3戦で4着となっている。通算成績は28戦3勝。
※着差は勝ち馬からのもの。馬齢は現地表記に準ずる。