6日(土)、7日(日)の東京、阪神、福島競馬で2歳新馬戦が計11レース行われた。7日は7鞍が行われ、阪神5Rではディープインパクト産駒の
ダノンブリザード(牡、栗東・池江)が早め先頭から楽々と押し切り、圧倒的1番人気に応えた。また、東京5Rの
ドゥラドーレス(牡、美浦・宮田)は後方から鋭く追い込んで快勝。性能の高さを見せつけた。
7日の新馬勝ち馬評価一覧
ダノンブリザード(牡、父ディープインパクト、栗東・池江)
日曜阪神5R・芝2000m、坂井「ディープ産駒らしくいいフットワークをしていますし、性格が良く操縦性もいいですね。どんな競馬もできるタイプ。いい勝ち方だったと思います」(レース評価A、将来性★★★★)
ドゥラドーレス(牡、父
ドゥラメンテ、美浦・宮田)
日曜東京5R・芝1800m、丸山「スタートはひと息であの位置になってしまったけど、直線では素晴らしい脚を使ってくれました。ハミ受けなどに課題はあるけど、その辺りが良くなればいい馬になりますよ」(A、★★★★)
ラコンタール(牡、父
ロードカナロア、美浦・国枝)
日曜東京6R・芝1400m、戸崎圭「追い切りから動けていたし、レースでも落ち着いて走れていました。最後はいい切れ味を見せられましたね。これからが楽しみです」(B、★★★★)
メイショウグラニー(牝、父
ロードカナロア、栗東・藤岡)
日曜阪神6R・芝1200m、藤岡康「1歩目は遅かったですが、二の脚でいいポジションに取り付けました。直線外に出してからは、期待通りのいい脚を使ってくれました」(B、★★★★)
クロデメニル(牝、父
プラクティカルジョーク、栗東・森)
日曜阪神4R・ダート1200m、武豊「まだ気性は幼いが、
スピードがあるので自然とハナへ行く形に。ずっと物見していたけど、外から馬が来たらまた伸びてくれた。能力が高いね」(C、★★★)
セッカチケーン(牡、父
ジョーカプチーノ、美浦・高柳瑞)
日曜東京4R・ダート1600m、津村「センスがいいですね。攻め馬では少し重い感じがあったのですが、今週のひと追いで良くなってくれたのでしょう。追ってからの反応が良かったし、2着馬にいったん出られてからも、ハミを取って頑張ってくれました」(C、★★)
オレタチハツヨイ(牡、父ダイワメジャー、美浦・栗田)
日曜福島5R・芝1200m、横山和「返し馬を1頭でできて、
テンションが上がらずにゲートインできたのが大きかった。まだ気性に難しい面があるので、その辺りが今後の鍵となりそう。あとは走りからダートも試してみたいという感じもしました」(C、★★)
(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)