【エリザベス女王杯予想】人気でも妙味あり!? AIは「最強世代」の良血馬に本命◎!

2021年11月14日 08:00

初の古馬相手も人気が予想されるアカイトリノムスメ(C)netkeiba.com

 先週はGIレースのなかった日本競馬ですが、アメリカでは競馬の祭典であるブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップが開催されました。

 日本馬であるラヴズオンリーユーがブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1)を制すると、マルシュロレーヌもブリーダーズCディスタフ(G1)で優勝。矢作芳人厩舎の牝馬2頭が、海外で快挙を成し遂げました。

 JRAでは今週から8週連続のGI開催となりますが、その第1弾として行われるのが牝馬限定のGIレース・エリザベス女王杯(GI)です。

 一昨年、昨年と3着になったのは、ブリーダーズCフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユー。昨年、エリザベス女王杯で連覇を達成したラッキーライラックもすでに繁殖入りしており、今年は新たな顔ぶれが多く揃いました。

 やはり注目は、12冠ベビーのアカイトリノムスメでしょうか。父ディープインパクト、母アパパネというまさに金子ブランドの結晶ともいえる存在。その他にも、デビューから6連勝で大阪杯を制したレイパパレや、昨年の4着馬であるウインマリリンも侮れない存在でしょう。

 そんな一戦でオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想が弾き出した、注目馬を紹介します。

◆初の古馬相手も「最強世代」の1冠馬が上!?

 AIが本命に指名したのは、3歳牝馬のアカイトリノムスメでした。

 1番人気に推された新馬戦は期待を裏切る7着に敗れましたが、未勝利戦、赤松賞(1勝クラス)、クイーンC(GIII)と3連勝。その後は桜花賞(GI)、オークス(GI)と僅差で勝利を逃しましたが、牝馬3冠最終戦となる秋華賞(GI)で悲願のGI制覇を果たしました。

 2400mのオークスでも2着と好走したように距離の守備範囲は広く、未勝利戦以降は大きく崩れていない安定感が強み。血統的にも父がGIで7勝、母が5勝と超のつく良血馬で、本馬のポテンシャルは計り知れません。

 しかも、同世代の桜花賞馬であるソダシが、古馬相手の札幌記念(GII)を快勝。2着に負かしたのが、前述のラヴズオンリーユーだったことからも、世代レベルが低くないのは間違いなさそうです。

 桜花賞2着だったサトノレイナスは、牡馬のいる日本ダービー(GI)に進みましたが5着と健闘。そこで2着したエフフォーリアが天皇賞・秋(GI)を制したことも、世代レベルの高さを象徴しています。

 エリザベス女王杯では人気の1頭となりそうですが、初の古馬相手ということで人気も割れるでしょう。世代レベルの高さを考えれば、人気でも妙味ある馬なのかもしれません。

(netkeiba編集部)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。