現地時間31日、ドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われたドバイシーマクラシック(4歳上、首G1・芝2400m、1着賞金300万米ドル)は、A.デルペッチ騎手騎乗のヴェンジャンスオブレイン Vengeance of Rain(セン6、香・D.フェラリス厩舎)が好位3、4番手追走から残り300mあたりで抜け出すと、内から伸びたオラクルウエスト Oracle Westの追撃を1.1/4馬身押さえ優勝した。勝ちタイムは2分31秒03(良)。さらに1/2馬身差の3着にユームザイン Youmzainが入り、日本のポップロックは後方2番手追走から末脚を伸ばしたが、勝ち馬から約3馬身差の6着に敗れた。
勝ったヴェンジャンスオブレインは、父Zabeel、母Danelagh(その父デインヒル)という血統の新国産馬。全妹にDizelle(AJCオークス-豪G1)がいる。
03年に豪州でデビューし、04年に香港へ移籍。05年には香港ダービー(香・芝2000m)、クイーンエリザベス2世C(香G1・芝2000m)、香港C(香G1・芝2000m)を勝つなど大活躍。前走、3月4日の香港ゴールドC(香・芝2000m)で香港C以来の勝利を挙げていた。国際G1は3勝目で、香港以外では初となった。通算成績22戦10勝。
競馬総合チャンネルでは、現地からの最新情報などドバイワールドCを大特集!