デビュー勝ちを飾った良血馬サリエラ(撮影:下野雄規)
28日、東京競馬場6Rで行われた新馬戦(2歳・芝1800m・9頭)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗の2番人気サリエラ(牝2、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で馬場の4分どころに追い出され、唯一食い下がっていた1番人気サイルーン(牡2、美浦・堀宣行厩舎)も突き放して、最後はこれに3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒2(良)。
さらに6馬身差の3着に6番人気トラストメイウェザ(牡2、美浦・高橋文雅厩舎)が入った。なお、3番人気フィルクローバー(牝2、美浦・鹿戸雄一厩舎)は5着に終わった。
勝ったサリエラは、父ディープインパクト、母サロミナ、その父Lomitasという血統。きょうだいに19年の朝日杯FS覇者サリオス、昨年の有馬記念2着馬サラキアなどがいる。
鞍上のC.ルメール騎手はこれで昨日の12Rから騎乗機会6連勝。今週の9勝目となった。