ステイヤーズSに出走予定のカウディーリョ(c)netkeiba.com
12/4(土)は中山・阪神・中京の3場開催。3日正午の馬場発表は3場いずれも芝良・ダート稍重。4日の天気は3場ともに晴れの予報となっている。
■中山・阪神・中京開催がスタート
東京競馬が終わって、新たに中山・中京競馬がスタート。今週からBコースが使用される阪神と合わせて3場開催になる。中京では5日のチャンピオンズC、阪神では12日の阪神JFなど、中山では26日の有馬記念など、暮れにかけて6つのGI/JGIが行われていく。
■長距離重賞・ステイヤーズS
中山11RはステイヤーズS(GII)。JRAの平地競走として最長距離の3600mで行われる一戦で、前走丹頂Sを制したカウディーリョ、昨年6着の雪辱を狙うボスジラ、昨年の阪神大賞典で2着があるトーセンカンビーナなどが出走。
■チャレンジCで有力3歳馬が激突
阪神11Rは芝2000mのチャレンジC(GIII)。前走のセントライト記念で見どころ十分の2着だったソーヴァリアント、3連勝でオープン入りしたジェンティルドンナの仔ジェラルディーナと今後が楽しみな3歳馬が激突する。ペルシアンナイトら古豪の台頭にも注目。
■混戦模様の飛騨S
中京11Rは芝1400mの飛騨S(3勝)。前走3着以内が1頭もいないハンデ戦で混戦必至だが、2・3走前には連勝していたサトノアイ、デビュー2走目から2走前まで9戦連続で3着以内だったサンキューユウガ、前走4着の3歳馬マリーナらが上位人気に推されそう。
■中山9R・葉牡丹賞にコリエンテスなど
中山9Rは芝2000mの葉牡丹賞。近年は波乱傾向の2歳1勝クラスで、亜GI馬を母に持つディープインパクト産駒コリエンテス、同舞台の芙蓉Sで僅差2着だったグランドライン、門別デビューで現在は川崎に所属しているウンなどが2勝目を目指す。
■中山で障害OP・イルミネーションJS
中山8Rは障害3570mのイルミネーションジャンプS(OP)。平地と障害いずれもで重賞を制しているアサクサゲンキ、前走障害オープン初勝利を飾った10歳馬パリカラノテガミ、昨年の新潟ジャンプS覇者で、去勢明け初戦となるフォイヤーヴェルクなどが出走。
■中山6Rでオメガパフュームの弟がデビュー
中山6Rはダート1800mの新馬戦。ロージズインメイ産駒ホウオウルーレットに注目したい。半兄に東京大賞典3連覇中のオメガパフュームがいる血統で、調教では年長馬相手に見劣りしない動きを見せた。横山和生騎手とのコンビでデビュー勝ちなるか。
■阪神5Rの新馬戦はマリーナドンナに注目
阪神5Rは芝1800mの新馬戦。マリーナドンナに注目したい。ロードカナロア×ジェンティルドンナという超良血の牝馬で、調教の動きは上々。初戦から期待したい。鞍上は福永祐一騎手。他に、ダノンプレミアムの全弟ダノンジャッカル、ステイフーリッシュの半妹ラリュエルなど。
■中京で藤田菜七子騎手が復帰
10月のレース中に骨折して戦線を離脱していた藤田菜七子騎手が、今週から復帰する。本日は中京で4鞍を予定しており、8Rではアンブローニュに騎乗する。
■堀井雅広師のバースデー
本日は堀井雅広調教師の70歳の誕生日。中山と中京で計6頭の管理馬がスタンバイしており、ステイヤーズSではアスティが格上挑戦に挑む。