4日、船橋競馬場で行われたマリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金3000万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気{horse=2001101225:トーセンジョウオー}(牝6、船橋・川島正行厩舎)が、スタートから果敢に先手を奪うと、直線に向いて後続を振り切り、5番人気クリムゾンルージュに1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分37秒3(不良)。さらに3/4馬身差の3着には6番人気ライラプスが入った。なお、4位入線のチヨノドラゴンは走行妨害により、5着に降着となっている。
勝ったトーセンジョウオーは父ティンバーカントリー、母アナスミラビリス(その父リアルシャダイ)という血統。04年1月、美浦・国枝栄厩舎からデビューし、同年に重賞初挑戦となった関東オークス(交流GIII)を制覇。その後は05年マリーンC(交流GIII)、05年スパーキングレディーC(交流GIII)に勝利し、昨年末から現厩舎に移籍した。クイーン賞(交流GIII)、TCK女王盃(交流GIII)と続けて2着に敗れていたが、前走のエンプレス杯(交流GII)で約1年8か月ぶりの勝利を挙げており、今回の勝利で交流重賞2連勝となった。通算成績22戦7勝(うちJRA10戦2勝、重賞5勝)。