【中日新聞杯 血統データ分析】毎年上位争いを繰り広げるディープインパクトとキングカメハメハ

2021年12月09日 12:50

中日新聞杯で期待できる血統とは?

 11日に中京競馬場で行われる中日新聞杯(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、3月に施行されていた2012〜2016年もデータの集計対象とした。

 過去9年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、2回がステイゴールド、ダイワメジャーとなっている。

 キングカメハメハ産駒は[1-2-1-10]。昨年、ボッケリーニが重賞初挑戦ながら1着となり、当該コースでは延べ14頭目の出走で初勝利を飾ることになった。なお、3着以内に好走した4頭のうち14年3着ラブリーデイ、17年2着ミッキーロケットの2頭は翌年にG1勝ちを収める躍進を遂げている。今年は2連覇を目論むボッケリーニほか、レイエンダが出走予定。

 ディープインパクト産駒は[5-1-1-15]。14年マーティンボロ、15年ディサイファ、16年サトノノブレス、18年ギベオン、19年サトノガーネットの5頭が勝ち馬として名を連ねており、3月開催時に3連覇、現行条件でも2連覇を達成した実績を持つ。なお、10人気マーティンボロ、8人気サトノガーネット、人気薄ながら勝利した2頭は前走から3kgの斤量減で臨んでいたことも気に留めておきたい。今年はアイスバブル、アドマイヤビルゴ、プレシャスブルーの3頭が出走を予定している。

 初出走となるオルフェーヴル産駒は上位人気と目されるラーゴムほか、ディアマンミノル、バイオスパークが出走予定。下級条件を含めたコース成績は[5-5-6-56]複勝率22.2%、特筆すべき成績ではないものの、前記ラーゴムは当該コースで代替開催された21年きさらぎ賞を制している。なお、ステイゴールドの直系と広義的に捉えれば、18年には直仔ショウナンバッハが12人気2着と大駆けしていた。

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