2001年のフェブラリーSを制したノボトゥルー(撮影:下野雄規)
2001年のフェブラリーS(GI)を制し、ジャパン・スタッドブック・インターナショナル引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となっていたノボトゥルー(牡25)が9日、死亡した。JRAが同日発表した。同馬は、北海道日高町のクラウンホースメイトで繋養され、余生を送っていた。
父Broad Brush、母Nastique、母の父Naskraという血統で、現役時代は栗東・森秀行厩舎の管理馬として活躍。
O.ペリエ騎手の手綱で2001年フェブラリーSのほか、同年の根岸S(GIII)を勝利。交流重賞でも4勝をマークした。
通算成績は88戦11勝。獲得賞金は6億7696万6000円(地方含む)。
【クラウンホースメイト・箕輪正勝氏のコメント】
「2009年の1月に当牧場に来てから今日まで約13年間、2015年までは種牡馬として、2016年からは引退名馬として、貴重な時間を過ごした良き相棒でした。
毎年石川から会いに来る熱心なファンもいました。皆様の長年のご愛顧に感謝いたします」
(JRAのホームページより)