【JRA】ダノンキングリーが引退、社台SSで種牡馬に

2021年12月22日 22:23

ダノンキングリーは社台SSで種牡馬入りへ(写真は2021年安田記念優勝時、撮影:下野雄規)

 JRAは22日、ダノンキングリー(牡5、美浦・萩原清厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。同馬は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

 ダノンキングリーは父ディープインパクト、母マイグッドネス、母の父Storm Catという血統。

 2018年10月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、初勝利。なお、この時の2着はカレンブーケドール。年内に自己条件を一発で突破し、年明け初戦の共同通信杯で重賞初制覇。クラシックの有力候補に躍り出た。

 迎えた春クラシックでは皐月賞3着、日本ダービー2着と惜しくも栄冠に手は届かず。秋も毎日王冠で古馬相手に勝利を収めたが、マイルCSでは5着に敗れた。4歳時の2020年も初戦の中山記念は制したものの、以降は出走順に3、7、12着となかなか本調子を取り戻せなかった。

 5歳になった今年の初戦には6月の安田記念を選択。前年の天皇賞・秋以来、約半年ぶりの出走となったが、道中で中団につけると直線では末脚が爆発。グランアレグリアの猛追撃をアタマ差でしのぎ、ついにGIタイトルを獲得した。12月12日の香港マイル(8着)がラストランとなった。

 通算成績は14戦6勝(うち海外1戦0勝)。JRA獲得賞金は5億1505万6000円(付加賞含む)。

(JRAのホームページより)

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