28日に中山競馬場で行われるホープフルS(2歳・牡牝・GI・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、GIIとして施行された2014〜2016年もデータの集計対象とした。
過去7年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが2番と6番と7番。2回で1番、5番、8番、10番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-1-7/9 複勝率22.2% 複勝回収率35%
2枠 2-0-1-7/10 複勝率30.0% 複勝回収率50%
3枠 0-1-0-10/11 複勝率9.1% 複勝回収率60%
4枠 2-1-2-9/14 複勝率35.7% 複勝回収率88%
5枠 2-0-1-10/13 複勝率23.1% 複勝回収率39%
6枠 1-2-1-10/14 複勝率28.6% 複勝回収率35%
7枠 0-1-1-12/14 複勝率14.3% 複勝回収率63%
8枠 0-1-0-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率14%
全頭買い時の単勝回収率が23%、複勝回収率が47%ととにかく人気馬が強い一戦。2歳時に二度の坂超えをこなす中山芝2000mでの戦いだと、能力差がストレートに出るのかもしれない。1番人気馬は、14年の
ダノンメジャーが9着に敗れているが、15年
ロードクエストが2着、そして16年以降は5連勝中だ。
5連勝のあいだ、20年の
ダノンザキッドこそ10番だったが、それ以外の4頭はいずれもひとケタ馬番。まだ7枠や8枠の馬が1番人気に支持されたケースはないので、極端な外枠をひいた場合、どういう傾向を示すのかは注目しておきたい。
5番人気以下で馬券絡みを果たした馬は、過去7年で4頭しかいない。参考までにその4頭の馬番を挙げておくと、3枠6番(14年
コメート)、4枠7番(14年
ブラックバゴ)、7枠11番(16年
マイネルスフェーン)、7枠13番(17年
ステイフーリッシュ)。