キングズガードの全弟キングズソードが逃げ切り勝ち(撮影:下野雄規)
10日、中山競馬場6Rで行われた新馬戦(3歳・ダ1800m・11頭)は、先手を取った藤岡佑介騎手騎乗の1番人気キングズソード(牡3、栗東・寺島良厩舎)が、終始マークしてきて直線で前に出ようとした2番人気レッドラパルマ(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)を二枚腰で振り切り、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒8(良)。
2着から2.2秒の大差がついた3着には、4番人気ナツイチバン(牝3、美浦・古賀史生厩舎)が入った。なお、3番人気アーテルレクス(牡3、栗東・石坂公一厩舎)は10着に終わった。
勝ったキングズソードは、父シニスターミニスター、母キングスベリー、その父キングヘイローという血統。全兄に17年のプロキオンS勝ち馬キングズガードがいる。