中京2200mという舞台では意外にもロベルト系の活躍が目立つ
16日に中京競馬場で行われる日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年も開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2021年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
バゴ産駒は[1-0-0-3]。昨年は当該コースで代替開催された神戸新聞杯をステラヴェローチェが制してみせた。通算では[1-0-2-16]という種牡馬成績で、14年名鉄杯でユキノサムライが11人気3着、15年3回中京開催の未勝利でカフジドラゴンが14人気3着と大駆けしている。同産駒には上位人気と目されるステラヴェローチェほか、トップウィナーが該当。
スクリーンヒーロー産駒は[3-0-0-2]。実頭数では3頭による成績で、フライライクバードが長良川特別、ムーンライトHを勝ち、オータムヒロインが3回中京の未勝利で1着となっている。なお、着外2回も尾張特別で7人気5着のオータムヒロインと梅花賞で6人気4着のギャラントウォリアなので、昨年は産駒が一度も掲示板外に敗れていない。同産駒からはフライライクバード、マイネルウィルトスの2頭が出走を予定している。
ディープインパクト産駒は[5-4-0-27]。昨年の重賞ではレッドジェネシスが京都新聞杯を3人気で勝ち、神戸新聞杯でも5人気2着と好走。一方で、日経新春杯では1人気の支持を集めたアドマイヤビルゴが10着と大敗を喫していた。なお、データ集計期間外も含めれば20年神戸新聞杯をコントレイルが制している。同産駒にはエフェクトオン、ダノンマジェスティ、プレシャスブルー、ヨーホーレイクが該当。
エピファネイア産駒は[4-2-2-10]。通算でも[6-2-2-12]、勝率27.3%・複勝率45.5%と高い好走率を示しているが、人気の内訳をみると1〜7人気[6-2-2-7]、8人気以下[0-0-0-5]と極端な人気薄には期待しづらい。同産駒からはクラヴェルが出走を予定している。