【AJCC 血統データ分析】昨年は初出走&初制覇を達成したエピファネイア

2022年01月20日 12:42

エフフォーリアなどで好調のエピファネイア産駒がここもモノにするか?

 23日に中山競馬場で行われるAJCC(4歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。4回でステイゴールドが続き、2回がゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ドリームジャーニー、ハーツクライ、ノヴェリストとなっている。

 エピファネイア産駒は[1-0-0-0]。産駒初出走となった昨年は1人気アリストテレスが人気に応えて勝利。早々に結果を残したことになるが、同種牡馬の産駒は中山芝2200mで[4-1-3-12]、複勝率40.0%、とくに牡馬は[3-1-3-6]、複勝率53.8%と申し分のない好走率を示している。今年はオーソクレースが出走予定。

 ディープインパクト産駒は[2-3-0-8]。13年ダノンバラード、16年ディサイファの2頭が勝ち馬として名を連ねるほか、14年には11人気サクラアルディートがクビ差2着と大駆け。一方で、昨年は2人気サトノフラッグが11着と大敗しており、1人気に推された馬も[0-2-0-1]と勝ちあぐねている傾向は気になるところ。今年はポタジェが該当する。

 ノヴェリスト産駒は[0-0-2-0]。いずれもラストドラフトによる成績で、20・21年と2年連続で好走中。同種牡馬は中山芝2200mで[3-0-4-5]、複勝率58.3%、ブレークアップが全3勝を挙げるなど偏りこそあるものの、適性を示した馬がリピート好走しやすいともいえるだろう。今年はラストドラフトが3年連続での好走を目論む。

 ルーラーシップ産駒は[1-0-0-3]。18年にダンビュライトが勝利しており、ルーラーシップ自身も不良として行われた12年AJCCで後続に3馬身差をつけて快勝した実績を持つ。なお、同種牡馬にとって中山芝2200mは良績の集まるコースとなり、通算連対率34.7%という数値には目を見張るものがある。今年はアンティシペイトエヒトダンビュライトの3頭が出走予定。

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