高松宮記念に直行するレシステンシア(撮影:橋本健)
GI・2勝目を狙うレシステンシア(牝5、栗東・松下武士厩舎)は、前哨戦を使わずに3月27日に中京競馬場で行われる高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)に直行することがわかった。
「香港からの間隔を考慮して」と松下師は意図を説明。昨年の2着のリベンジを期す。
レシステンシアは父ダイワメジャー、母マラコスタムブラダ、母の父Lizard Islandで、半弟に昨年の京成杯勝ち馬グラティアスがいる血統。
2019年10月の2歳新馬戦でデビュー。初戦で勝ち上がると、続くファンタジーSで重賞初制覇。2歳女王決定戦・阪神JFでは圧巻の逃げ切りを見せ、レコードタイムで優勝。無傷3連勝でGI制覇を果たすとともに、その活躍から2019年のJRA賞最優秀2歳牝馬に輝いた。
その後、昨年は短距離重賞で2勝をあげたものの、GIでは2着が最高着順。一昨年の桜花賞や昨年の香港スプリントなど、GIで計5回の2着がある。通算成績は13戦5勝。