18日、大井競馬場で行われたマイルグランプリ(4歳上、南関東G2・ダート1600m、1着賞金3500万円)は、御神本訓史騎手騎乗の1番人気
フジノウェーブ(牡5、大井・高橋三郎厩舎)が好位から直線半ばで抜け出し、外から追い込んだ6番人気
アウスレーゼをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分39秒3(不良)。さらに4馬身差の3着には4番人気
コアレスタイムが入った。なお上位2頭には、5月2日に行われるかしわ記念(交流GI)の優先出走権が与えられる。
勝った
フジノウェーブは父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック(その父Stop the Music)という血統。半兄に昨年の富士S(GIII)を勝った
キネティクス(牡8、栗東・新川恵厩舎、父フォーティナイナー)がいる。
04年9月に笠松でデビューし、7戦2勝の成績で05年10月に現厩舎に移籍。転入後は3連勝後に3連敗したが、昨年5月のコルヒドレ賞(大井・ダート1800m)以来連勝を続けており、9連勝目となった前走の東京シティ盃(南関東G3)で重賞初制覇を飾っていた。通算成績23戦15勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。