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【京都記念】伏兵アフリカンゴールド 大金星 ブービー12番人気まんまと逃げ切った

2022年02月14日 08:12

 後続を振り切ったアフリカンゴールド(左)=撮影・石湯恒介

 「京都記念・G2」(13日、阪神)

 殊勲の金メダルだ。ブービー12番人気のアフリカンゴールドが積極的な逃げの手に出て、後続を見事に完封。7歳にして重賞初勝利を飾った。騎乗した国分恭は22年の初勝利で、18年マーメイドS(アンドリエッテ)以来、約3年8カ月ぶりとなる重賞3勝目。2着は8番人気のタガノディアマンテ、3着には6番人気のサンレイポケットが入り、1番人気のオークス馬ユーバーレーベンは5着に敗れた。

 これぞ大金星だ。12番人気のアフリカンゴールドは、22年未勝利の国分恭が積極的にハナを主張すると、前半5F通過が61秒7というスローペースの逃げに持ち込む。3角から有力馬が進出してきたものの、鞍上は「促せば促すほど頑張ってくれる馬。踏み遅れないことだけを気をつけた」と冷静に絶妙なタイミングでゴーサイン。開幕週の馬場も味方にまんまと逃げ切った。

 会心の騎乗で22年初Vを自身初のG2勝ちで決めた鞍上は「他の馬にペースを握られるよりは自分で握った方がいいと先生とも話していて、その通りの競馬ができた」と胸を張る。「今でも勝利を確信できないぐらいうれしい。成績が良くない僕を続けて乗せてくれた関係者の方々に恩返しができて良かった」と喜びをかみしめた。

 西園正師は開口一番、「みんなが無印にしてくれたから楽に逃げられた」と笑わせつつ、「装鞍所では今までにないぐらい元気で、これはめちゃくちゃ走るか、走らないかのどっちかだなと思った。走る方で良かったよ」と胸をなで下ろす。タッグを組んで4戦目で最高の結果を出した鞍上を、「強く当たれる騎手じゃないとやめてしまう馬。手が合うね」と褒めたたえた。

 「G2を獲ったらG1に行くしかないよね。オーナーと相談しながらだけど、大阪杯(4月3日・阪神)が目標になる」と師。14年ドバイワールドCを勝った半兄アフリカンストーリーと同じく、7歳で重賞初Vを飾った晩成のステイゴールド産駒が、春のG1でも台風の目になる。

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