【AI予想・中山記念】人工知能も「4歳世代」に注目!? 復調気配漂う「あの馬」を本命候補に抜擢

2022年02月21日 21:00

皐月賞で4着と健闘しているアドマイヤハダル(写真は若葉S勝利時、撮影:高橋正和)

 1月末から始まった東京開催も終わり、1カ月ぶりの中山開催がスタートします。

 そんな今週は、日曜日に重賞が2つ。中山記念(GII・中山・芝1800m)と阪急杯(GIII・阪神・芝1400m)が、それぞれの競馬場で行われます。

 重賞の激走馬を、コンピュータがピックアップするこのコーナー。膨大なデータを駆使したネット競馬オリジナルAIが、今週も狙いの1頭を探ります。

 今週はGII戦の中山記念にスポットを当てていきましょう。

 月曜日時点での出走登録は17頭。今年の中距離戦線を占うメンバーが集結しそうです。

 まずは明け4歳、今年の中距離戦線を代表する馬かもしれないダノンザキッド(牡4・栗東・安田隆厩舎)。2歳時にはデビューから3連勝でホープフルS(GI・中山・芝2000m)を勝っている馬。その後は馬券にならないレースもありましたが、前走はGIマイルCS(阪神・芝1600m)で3着と健在ぶりを見せています。

 対するは、同じく4歳馬のアドマイヤハダル(牡4・栗東・大久保厩舎)。この馬も、クラシック路線に出走しながらイマイチ結果を残せなかった馬。それでも今年の白富士S(L・東京・芝2000m)で2着と健闘しています。

 さらにはマイルで結果を残しながら、久しぶりに芝1800mを使ってきたカラテ(牡6・美浦・高橋祥厩舎)も能力上位でしょう。

 また、有馬記念でも果敢に逃げてレースを作ったパンサラッサ(牡5・栗東・矢作厩舎)。距離に融通が利きそうなコントラチェック(牝6・美浦・藤沢和厩舎)など、重賞常連のメンバーが揃いました。

【AI本命候補は久々の人気サイド】

 予想は全てAI任せ。枠順や馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 今回、AIが本命候補に抜擢したのは、アドマイヤハダル(牡4・栗東・大久保厩舎)。人気薄馬をピックアップすることの多いAIが、久々に人気サイドの馬を指名しました。

 同馬は父ロードカナロア、母スウェアトウショウ(母父ディープインパクト)という血統。現在明け4歳で、これまで8戦3勝[3-1-0-4]という成績です。

 デビューは2歳夏の新馬戦(新潟・芝1800m)。福永祐一騎手が騎乗し、5番人気ながらクビ差で勝利しました。

 2戦目はアイビーS(L・東京・芝1800m)で、3番人気4着。続く年末のエリカ賞(1勝クラス・阪神・芝2000m)で2勝目を挙げると、明け3歳の若葉S(L・阪神・芝2000m)では松山弘平騎手に乗り替わり2番人気で優勝しています。

 初のGI挑戦となった皐月賞(中山・芝2000m)では、鞍上にC.ルメール騎手を迎え3番人気に支持されましたが惜しくも4着。日本ダービーではM.デムーロ騎手に乗り替わりましたが、11番人気17着と大きく敗れてしまいました。

 その後は休養を挟み、昨年末のディセンバーS(L・中山・芝1800m)は横山武史騎手で1番人気で5着。そして前走が今年1月末の白富士S(L・東京・芝2000m)で、2番人気2着という成績になっています。

 先行力があり多くのレースで好走はするものの、キレのなさがネックとなっている印象。とはいえ、レースぶりからは底を見せていない感じもあり、今回のメンバーであれば上位になれると判断されたのかもしれません。

 あとは、メンバー確定後の最終判断がどうなるか。週末のAI予想を、楽しみにお待ちいただければと思います。

(netkeiba編集部)

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