【今日の注目ポイント】重賞は中山記念と阪急杯 藤沢和雄師らがターフに別れ

2022年02月27日 06:15

藤沢和雄師ら7名の調教師が引退を迎える(c)netkeiba.com

 2/27(日)は中山・阪神・小倉の3場開催。天気は中山と阪神が晴れ、小倉が晴れ時々曇りの予報となっている。

■中山記念でダノンザキッド復帰
 中山11Rは芝1800mの中山記念(GII)。勝ち馬には大阪杯の優先出走権が与えられる。ダノンザキッドが昨年のマイルCS以来の復帰戦を迎えるほか、大逃げで福島記念を勝ったパンサラッサ、重賞初制覇を狙う4歳馬アドマイヤハダルなど。

■高松宮記念の前哨戦・阪急杯
 阪神11Rは芝1400mの阪急杯(GIII)。勝ち馬には高松宮記念の優先出走権が与えられる。これまで1400mでは3着を外していないグレイイングリーン、久々の重賞勝利を目指すタイセイビジョン、重賞2勝馬ダイアトニックなどが激突。

■名伯楽・藤沢和雄師らがターフに別れ
 28日をもって浅見秀一師、古賀史生師、高橋祥泰師、田中清隆師、柄崎孝師、藤沢和雄師、堀井雅広師の7名の調教師は定年引退。本日がラストランとなる。中山記念で藤沢師はコントラチェックなど3頭、高橋師はカラテを送り出し最後の重賞制覇に挑む。

■小倉11R・下関Sにグランレイなど
 小倉開催最終日のメインレースは芝1200mの下関S(3勝)。小倉で堅実なグランレイ、叩き2走目のダノンシティ、前走同級でタイム差なしの3着だったマリーナなどがオープン入りを目指す。

■マーガレットSでジャングロが連勝狙う
 阪神10Rは芝1200mのマーガレットS。3歳のリステッド競走で、中京2歳Sを逃げて圧勝したジャングロが連勝を狙って出走。鞍上は引き続き武豊騎手。対するは、前走は全日本2歳優駿に挑戦したカイカノキセキ、紅梅Sで2着のダークペイジなど。

■3歳牝馬の1勝クラス・デイジー賞
 中山9Rは芝1800mで行われる牝馬限定の1勝クラス・デイジー賞。新馬戦ではゴール前の末脚が際立っていたルージュエヴァイユ、凱旋門賞馬ザルカヴァの姪にあたるダノンティアラ、アメリカンペイトリオット産駒ルミネイトなど。

■松籟Sでディヴァインラヴ始動
 阪神9Rは芝3200mの松籟S(3勝)。昨年の菊花賞で3着に好走した牝馬ディヴァインラヴが今年初戦を迎える。鞍上は福永祐一騎手。他には、ゴールドシップ産駒牝馬プリュムドール、昇級2戦目のベスビアナイトなどがオープン入りを狙う。

■3歳のダート戦・ネモフィラ賞
 小倉9Rはネモフィラ賞。ダート1700mの3歳1勝クラスで、新馬戦を4馬身差で圧勝したナッカーフェイス、エスポワールシチーの弟テーオードレフォン、パイロ産駒オリなどが2勝目を目指す。

■阪神5Rでレディコートアスクが初陣
 阪神5Rは芝2000mの3歳未勝利。既走馬相手にデビューするレディコートアスクは父がGI・7勝馬キタサンブラックで、母がオークス馬エリンコートという良血の牝馬。入念に乗り込まれており、いきなり好走を期待できそうだ。鞍上は古川奈穂騎手。

■良血リアムが初障害
 小倉4Rで行われる障害未勝利で、米G1馬を母に持つディープインパクト産駒リアムが初障害。未勝利を平地ダート、1勝クラスを平地芝で勝ち上がっており、障害と合わせて3カテゴリでの勝利なるか注目したい。鞍上は草野太郎騎手。

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