定年でラストデーの藤沢和雄師がV 「最後までドキドキ」

2022年02月27日 12:47

ビートエモーションで勝利を飾った藤沢和雄調教師(中央)=中山競馬場

 「3歳未勝利」(27日、中山)

 今月末で定年を迎える藤沢和雄調教師(70)=美浦=が送り出したビートエモーション(牡3歳)が、中山4Rで圧倒的な1番人気の支持に応えた。道中は好位追走から直線で抜け出すと、内から2着馬の激しい抵抗にあったが、鼻差で接戦をモノにした。

 現役最終日にJRA通算1569勝目を挙げた藤沢和師は、グランプリロードの観客に向けて一礼。ファンから拍手で祝福された。「最後までドキドキしたけど、良かった」と指揮官は満面の笑みを浮かべていた。手綱を取った川田も「藤沢先生の最終日に勝ってくれたのが何より。いい仕事をしてくれました」とパートナーをねぎらった。

 ラストデーの藤沢和厩舎は、中山で5頭を出走させる。この後は7Rのレッドモンレーヴ、11R・中山記念のレッドサイオンゴーフォザサミットコントラチェックが出走を控えている。

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