オタルエバーに期待したい(c)netkeiba.com
中京芝1400m戦としてリニューアルされて今年で11年目で、NHKマイルCを目指す馬の前哨戦としての役割も持つ。近年だとラウダシオンがこのレース2着を経てNHKマイルCを勝利した。
1.前走マイルの馬
過去10年で、前走1600mを走っていた馬は[6-5-7-54]で複勝率25.0%と上々なのに対し、前走1400mだった馬は[4-4-2-44]で複勝率18.5%、前走1200mだった馬は[0-0-1-40]。
2.既にオープン実績がある馬
昨年は既に重賞実績があった馬の上位独占だった。また、19年の勝ち馬ハッピーアワー、18年の2・3着だったアサクサゲンキとフロンティア、17年3着のメイソンジュニア、15年2着のアクティブミノルは2歳時にオープンを勝利していた。上がり馬より、既に実績がある馬が好走してくる傾向。
3.栗東所属馬
過去10年で、栗東所属馬は[6-9-8-89]で複勝率20.5%なのに対し、美浦所属馬は[4-1-2-50]で複勝率12.3%。基本的には栗東所属馬を中心視したい。
オタルエバーは昨年の新潟2歳S・3着など早期から実績を残してきた馬。前走の朝日杯FSでは相手強化に加え、これまでとは違う控える競馬となり12着に終わったが、GIIIなら巻き返しを期待できるだろう。