現地時間15日、米・オカラブリーダーズセールス社のマーチセール初日に森秀行調教師が、父イントゥミスチーフ(Into Mischief)の2歳牡馬をこの日最高額の110万米ドル(約1億3000万円)で落札した。米競馬メディア『Blood Horse』などが報じた。
同馬は母ザパラ(Zapara)、母の父Not for Loveという血統。
父のイントゥミスチーフは、現在3年連続で北米リーディングサイアーに輝いている人気種牡馬。2020年のケンタッキーダービー、BCクラシックを制したオーセンティック(Authentic)、今年のペガサスWCでニックスゴーを破ったライフイズグッド(Life Is Good)の父でもある。
3月11日に行われた公開調教では、1ハロンを9.8秒で走破する脚力を見せており、森秀行調教師は「トラックで見せた動きが素晴らしい」と目を見張った。
オーナーについて森調教師は「この馬は藤田氏のために買いました」と現地メディアにコメント。昨年鮮烈な馬主デビューを果たしたサイバーエージェント社長・藤田晋氏の名前をあげた。