数々の実績を打ち立てた名牝ブエナビスタ(撮影:下野雄規)
GI競走を6勝し、2010年のJRA賞年度代表馬、ならびに2008年から2011年にかけ4年連続でJRA賞最優秀牝馬を受賞した名牝ブエナビスタの6番仔ブエナエルドラード(牝3、美浦・国枝栄厩舎)の初陣が、4月24日に東京競馬場で行われる未勝利戦(芝1800m)に決まった。
ブエナエルドラードの父はロードカナロア。おじ、おばにはわずかキャリア2戦でGI・阪神JFを制したジョワドヴィーヴルをはじめ、アドマイヤオーラ、トーセンレーヴ、アドマイヤジャパンなど実績馬が並ぶ血統。
ブエナビスタは2009年の牝馬2冠、スペシャルウィークとの父娘天皇賞制覇、ビワハイジとの母娘阪神JF制覇など大活躍し、2011年の有馬記念を最後に引退、繁殖入り。今年2月の京都牝馬Sで3着となったタンタラスの他、5頭中4頭の仔がデビューし、いずれも勝ち上がりをおさめている。