現地時間19日、オーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場でG1・ローズヒルギニー(3歳・芝2000m・6頭立て)が行われた。
道中は隊列が目まぐるしく入れ替わる展開。1番人気アナモエ(Anamoe、牡3、J.マクドナルド騎手)は一度ハナに立ってから、3番人気プロフォンド(牡3、H.ボウマン騎手)に先頭を譲り、自身は2番手へ。直線に向いてプロフォンドをとらえるとそのまま後続を突き放し、最後は中団から脚を伸ばした2番人気コンヴァージ(牡3、T.クラーク騎手)に6.57馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分09秒03(不良)。
7.3馬身差の3着は4番人気フォーゴットユー(牡3、M.ザーラ騎手)。スプリングチャンピオンS(豪G1)覇者のディープインパクト産駒プロフォンドは、8.63馬身差の4着だった。
アナモエは父Street Boss(その父Street Cry)、母Anamato、母の父Redoute's Choiceという血統。豪州のJ.カミングス厩舎の管理馬で、馬主はゴドルフィン。
G1は昨年のサイアーズプロデュースS、コーフィールドギニーに次いで3勝目。同年コックスプレートは0.1馬身差の2着だった。通算成績は15戦7勝(うち重賞6勝)。
※馬齢表記は現地基準に基づく。着差は勝ち馬からのもの。