弥生賞出走時のアスクビクターモア(撮影:下野雄規)
トライアルレースの弥生賞を制したアスクビクターモア(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が、牡馬クラシック第一冠へ。引き続き田辺裕信騎手とのタッグで、3連勝での戴冠を目指す。
アスクビクターモアは父ディープインパクト、母カルティカ、母の父Rainbow Quest。半姉に英仏でG1を2勝したQemahがいる血統。
2020年のセレクトセールで1億8700万円の値がつけられた高額落札馬で、ここまでの通算成績は5戦3勝(うち3着2回)と安定感抜群。中山競馬場では全勝している。前走は2番手追走から、昨年の2歳王者ドウデュースの追撃を振り切り重賞初制覇。本番の大舞台で、父に皐月賞4勝目をプレゼントできるか、要注目である。