フランスへの遠征を敢行した大野拓弥騎手(C)netkeiba.com
12日、今週からフランスに遠征している大野拓弥騎手が、現地で初騎乗初勝利を果たした。
フランスの清水裕夫厩舎が管理する3歳牡馬
ザビッグショート(
The Big Short)に騎乗し、ノール・シュル・
エルドール競馬場で行われたレーシングジョブモバイル賞(芝1800m)で逃げ切り勝ちをおさめた。
大野拓弥騎手は1986年生まれ、埼玉県出身。2005年にジョッキーとしてデビューし、2011年の中日新聞杯で
コスモファントムに騎乗し重賞初制覇。2014年のスプリンターズSでは
スノードラゴンに騎乗しGI初制覇を果たした。その後も
ホワイトフーガ(2015年JBCレディスクラシック)、
サウンドトゥルー(2015年東京大賞典、2016年チャンピオンズC、2017年JBCクラシック)などに騎乗し、
2018年には自己最多の年間75勝をマーク。今年4月には
タイムトゥヘヴンでダービー卿CTを制している。
フランスへの遠征は約3ヶ月間を予定しており、8月いっぱいまで
シャンティイを拠点に活動を予定している。