今年4月、高松宮記念出走時のグレナディアガーズ(c)netkeiba.com
イギリスのアスコット競馬場で行われるプラチナジュビリーS(4歳上・英G1・芝1200m)。2020年の朝日杯FS(GI)覇者グレナディアガーズ(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が出走を予定している。
グレナディアガーズは父Frankel、母ウェイヴェルアベニュー、母の父Harlingtonという血統。母は2015年のBCフィリー&メアスプリント(米G1)覇者で、グレナディアガーズは母が海外で受胎した状態で日本で産まれた持込馬。
プラチナジュビリーSは、1868年に「オールエイジドS」として創設された伝統ある一戦。2012年にエリザベス女王即位60年を記念して「ダイヤモンドジュビリーS」と改称され、今年からエリザベス女王即位70年を記念して「プラチナジュビリーS」に改称された。
2012年にはG1・15連勝などの大記録を持つ豪の名牝ブラックキャビア、2019年には同年の欧州最優秀スプリンターを受賞したブルーポイントが制覇している。
今年のブラックキャビアライトニング(豪G1)覇者ホームアフェアズ、英・仏でスプリントG1を2勝しているカンパネッレ、今年のアルクォーツスプリント覇者アケースオブユーなど、各国から強豪スプリンターが揃う中、グレナディアガーズは日本調教馬初となるロイヤルアスコット開催での白星を狙う。発走時間は19日0時20分。