●松岡正海騎手
JRA・GI初制覇。4月15日の皐月賞ではサンツェッペリンに騎乗し、ヴィクトリーからハナ差の惜しい2着だった。JRA重賞はオーシャンS(GIII、アイルラヴァゲイン)に続く今年3勝目、通算6勝目。
●奥平雅士調教師
5度目の出走(全てコイウタ)にしてJRA・GI初制覇。JRA重賞はコイウタで勝った06年クイーンC(GIII)以来の通算2勝目。
●馬主・前川企画
代表は歌手の前川清さん。JRA重賞は02年東京オータムジャンプ(JGIII、ヒゼンホクショー)、06年クイーンC(GIII、コイウタ)に続く通算3勝目。
●生産者・社台ファーム
昨年のダンスインザムードに続くこのレース2連覇。ダイワスカーレットで勝った桜花賞に続き、JRA・GIは今年2勝目。
●フジキセキ産駒
カネヒキリによる05年ジャパンCダート、06年フェブラリーS(GI)に続きJRA・GIは3勝目。芝のGI、牝馬による勝利は初となる。ちなみに、交流GIではカネヒキリが05年ジャパンダートダービー、05年ダービーグランプリを、グレイスティアラが05年全日本2歳優駿を制している。
●関東馬の連勝
昨年の勝ち馬ダンスインザムード(美浦・藤沢和雄厩舎)に続き、第1回から2年連続で関東馬の勝利となった。
●アサヒライジング
9番人気で2着に好走。重賞未勝利だが、GIでは06年アメリカンオークス(米G1)、06年秋華賞(GI)に続き3度目の2着。GIには日米で7回出走しているが、いずれも5着以内に好走している。
●カワカミプリンセス
1番人気に推されたが10着に敗退。これまで唯一の敗戦だった昨年のエリザベス女王杯(12着)は1位降着のため、今回初めて他馬に先着を許したことになる。