昨年のスプリンターズS出走時のタイセイビジョン(撮影:下野雄規)
前走のCBC賞で2着だった
タイセイビジョン(牡5、栗東・西村真幸厩舎)は、8月21日に小倉競馬場で行われる北九州記念(3歳上・ハンデ・GIII・芝1200m)へ向かう。
タイセイビジョンは父
タートルボウル、母ソムニア、母の父スペシャルウィークという血統。
2019年6月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。初陣を制すると、続く7月の函館2歳S(GIII)で2着に好走、3走目となった11月の京王杯2歳S(GII)で重賞初制覇を飾った。同年12月の朝日杯FS(GI)で2着となり、翌2020年4月のアーリントンC(GIII)を制覇。重賞2勝目をマークした。
古馬入り後は昨年の京阪杯(GIII)で2着など、短距離重賞を主戦場として出走を重ねている。前走のCBC賞では1着馬
テイエムスパーダが日本レコードで逃げる中、道中14番手追走から出走馬中上がり最速となる3F33.5秒の末脚で鋭伸し、2着となった。