23日の新馬戦で差し切り勝ちをおさめたデイドリームビーチ(撮影:下野雄規)
7月23日に福島競馬場で行われた2歳新馬戦(6R、芝1200m)に出走し、初陣を勝利で飾ったデイドリームビーチ(牡2、美浦・石毛善彦厩舎)は、8月28日に新潟競馬場で行われる新潟2歳S(2歳・GIII・芝1600m)を目標に調整が進められる。8月6日のダリア賞(OP)を挟むかどうかは流動的。
デイドリームビーチは父ビーチパトロール、母デイドリーマー、母の父ネオユニヴァースという血統。
杉原誠人騎手を鞍上に迎えた前走では、ゲートで後手を踏みながらも馬群中団でレースを進め、最終直線で逃げ粘るペイシャフェリを差し切り、2着馬マーレアペルトの追撃を振り切って初陣を白星で飾った。
父ビーチパトロールは2016年にセクレタリアトS(米G1)、2017年にアーリントンミリオンS(米G1)とジョーハーシュターフクラシック(米G1)を勝利したほか、アメリカの芝路線で活躍。2019年より種牡馬として日本で供用されており、今年7月に初年度産駒のシーウィザードが初勝利を挙げている。