凱旋門賞最有力候補だったデザートクラウンが年内全休(写真提供:Racingfotos.com)
今年の英ダービー馬で凱旋門賞の最有力候補と目されていたデザートクラウン(牡3、Desert Crown)が、年内は全休となる見通しであることがわかった。『Racing TV』など複数の英メディアが報じている。
デザートクラウンは父Nathaniel、母Desert Berry、その父Green Desertという血統。通算成績は3戦3勝。来年も現役は続行する予定で、ドバイシーマクラシックも視野に入っているという。
これを受けて大手ブックメーカー各社は、同馬の凱旋門賞前売りオッズを取り消した。これにより、複数のブックメーカーで日本馬タイトルホルダーが暫定で1番人気に支持されている。
英ブックメーカー『bet365』はタイトルホルダーと今年の仏ダービー馬ヴァデニを7.0倍の1番人気に、愛ブックメーカー『Paddy Power』はタイトルホルダーと昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソを8.0倍の1番人気に支持している。