【地方競馬】ホッカイドウ競馬の五十嵐冬樹騎手が現役1人目の2500勝を達成 コスモバルクとのコンビで活躍

2022年08月10日 19:32

2007年天皇賞・秋出走時の五十嵐冬樹騎手&コスモバルク(撮影:下野雄規)

 10日の門別1Rでヴァイスホルン(牝2・北海道・川島洋人厩舎)が優勝。この勝利により、鞍上の五十嵐冬樹騎手は現役騎手1人目となる通算2500勝を達成した。

 五十嵐冬樹騎手は1975年9月30日生の46歳。1993年9月に騎手免許を取得し、同年10月にデビュー。10月20日の帯広4Rでコウチファスターに騎乗し初勝利を挙げた。以降、プリンシパルリバー、クラキングオー、コスモバルク、モエレジーニアス、コンテ、サザンヴィグラス、リンゾウチャネルなどの手綱を執り、現時点の重賞勝ち鞍は「73」にのぼる。

 コスモバルクとのコンビで中央競馬にも参戦。2003年のラジオたんぱ杯2歳S(GIII)と2004年の弥生賞(GII)を連勝し、同年の皐月賞(GI)では1番人気に支持され2着となるなど牡馬クラシック三冠路線でも好走した。菊花賞(GI)トライアルのセントライト記念(GII)では、単勝1.3倍の圧倒的支持に応えて逃げ切り勝ちをおさめている。

 その後も中央競馬のGI路線に参戦を重ねたほか、海外遠征も敢行。2006年にシンガポールのクランジ競馬場で行われたシンガポール航空インターナショナルカップ(G1)を制し、日本調教馬の同レース初制覇、ならびに地方所属馬史上初となる海外G1初制覇を果たしている。

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