ハタノヴァンクール産駒のスティールグレイスが勝利(撮影:田中哲実)
10日、門別競馬場で行われたフローラルC(2歳・牝・重賞・ダ1600m・1着賞金300万円)は、先団の後ろでレースを進めた桑村真明騎手騎乗の1番人気スティールグレイス(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)が、2番手を追走した2番人気リコシェ(牝2、北海道・佐々木国明厩舎)との競り合いから抜け出し、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒7(不良)。
さらに1馬身差の3着に4番人気パワトゥザピープル(牝2、北海道・米川昇厩舎)が入った。なお、3番人気コンテパルティロ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)は4着に終わった。
勝ったスティールグレイスは、父ハタノヴァンクール、母ファーマシスト、その父Shamardalという血統。栄冠賞・6着から巻き返して重賞初制覇を飾った。ハタノヴァンクール産駒はこれが重賞初勝利。