ダグフォースの近親馬。トーセンジョーダン(左)、カンパニー(右)(撮影:下野雄規)
株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が所有する良血馬ダグフォース(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)が、9月11日の中山3R(ダ1800m)で初陣を迎える予定だ。
ダグフォースは父ドレフォン、母ケアレスウィスパー、母の父フジキセキという血統。半兄は2017年の香港ヴァーズ(G1)で3着、豪州移籍後に2018年のアンダーウッドS(G1)で2着となったトーセンバジル。
数々の活躍馬を輩出したクラフテイワイフの牝系に属しており、叔父に2011年の天皇賞・秋(GI)覇者トーセンジョーダンや2012年の京都新聞杯(GII)覇者トーセンホマレボシがいる。そのほか、8歳時にGIを連勝し2009年のJRA賞特別賞を受賞したカンパニーや、豪州移籍後に2017年のエミレーツS(豪G1)を制したトーセンスターダム、2020年のオールカマー(GII)覇者センテリュオなどが同牝系にあたる。名門一族が送り出す期待馬の初陣に要注目だ。