エンリルがシルトプレの3冠を阻止!(撮影:田中哲実)
16日、門別競馬場で行われた第43回王冠賞(3歳・重賞・ダ1800m・1着賞金500万円)は、逃げて独走態勢に入った桑村真明騎手騎乗の4番人気エンリル(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)が、直線に入っても後続を寄せ付けず、北斗盃と北海優駿を制し三冠を狙っていた1番人気シルトプレ(牡3、北海道・米川昇厩舎)に8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒4(不良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に10番人気クルードラゴン(セ3、北海道・松本隆宏厩舎)が入った。なお、2番人気サンオークレア(牝3、北海道・川島洋人厩舎)は4着、3番人気ボニーマジェスティ(牡3、北海道・田中淳司厩舎)は7着に終わった。
勝ったエンリルは、父アジアエクスプレス、母コスモメルベーユ、その父Fasliyevという血統。重賞は昨年の兼六園ジュニアC(金沢)に続いて2勝目。