【次走】重賞2勝馬バビットはオールカマーで復帰目指す 5歳世代の快速逃げ馬が1年7か月ぶりのターフへ

2022年08月18日 14:40

昨日撮影されたバビットの様子(撮影:井内利彰)

 昨年の2月に行われた中山記念(GII)以降、右前浅屈腱炎で休養していたバビット(牡5、栗東・浜田多実厩舎)が、8月17日にゲート試験に合格。9月25日に中山競馬場で行われるオールカマー(3歳上・GII・芝2200m)での復帰を目指すことが発表された。

 バビットは、父ナカヤマフェスタ、母アートリョウコ、母の父タイキシャトルという血統。叔父には2012年の中日新聞杯(GIII)と、新潟大賞典(GIII)で共に2着のダンツホウテイがいる。

 2019年11月に京都競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。3戦目となる未勝利戦と次の1勝クラスを連勝で突破すると、初の重賞挑戦を決める。2020年7月のラジオNIKKEI賞(GIII)に出走し8番人気の伏兵評価ながら、持ち味の好スタートを生かしてハナに立つと、直線では上がり最速の脚を繰り出し、悠々逃げ切り。
 
 2着馬パンサラッサに5馬身差をつける快勝であった。その勢いは衰えず9月に行われたセントライト記念(GII)は、初の2200mへの挑戦となったが、積極的に先手を取って逃げると、直線でも力強く伸び続け、重賞連勝を成し遂げた。その後、菊花賞(GI)や有馬記念(GI)への出走も果たし、コントレイルと同じ現在の5歳世代屈指の快速逃げ馬として、注目を集めた。通算成績は9戦4勝。

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