【次走】モリアーナは阪神JF直行 遊ぶ余裕を見せて完勝の大物が2歳女王の座を狙う

2022年08月18日 18:00

コスモス賞を2馬身差で快勝したモリアーナ(撮影:山中博喜)

 8月13日に札幌競馬場で行われたコスモス賞(2歳・OP・芝1800m)を制したモリアーナ(牝2、美浦・武藤善則厩舎)は、16日に北海道苫小牧市のノーザンファーム空港へと放牧。12月11日に阪神競馬場で行われる阪神JF(2歳・GI・芝1600m)に直行する。

 管理する武藤師は「スピードの違いで早めに先頭に立っちゃったけど、最後は遊ぶ余裕も見せていた」と完勝ぶりに満足気なコメントを出した。

 モリアーナは父エピファネイア、母ガルデルスリール、母の父ダイワメジャーという血統。ディープインパクトやブラックタイドの母として知られ、1995年にアラルポカル(現在の独G1・バイエルン大賞)を勝利している名牝ウインドインハーヘアを輩出したBurghclereの牝系に属する。

 2022年6月5日に東京芝1600mで行われた2歳新馬戦でデビュー。好スタートから道中5番手で追走し、直線の半ばに差し掛かってから鞍上の武藤雅騎手に追われると鋭く反応。鞭が一発入ると更にぐんぐんと力強く加速し続け、3馬身差の勝利と大物ぶりを見せつけた。前走のコスモス賞でも先行策を取り4コーナーではハナに立つと、またも鞍上の合図にしっかりと反応し、キレのある末脚を繰り出して後続を2馬身離し勝利をおさめた。通算成績は2戦2勝。

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