鮮やかな連勝で2勝クラスを勝ち上がったシュリ(撮影:高橋正和)
前走の関屋記念(GIII)で2着だったシュリ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は、9月11日に中山競馬場で行われる京成杯AH(3歳上・ハンデ・GIII・芝1600m)へ向かう。
シュリは、父ハーツクライ、母エーゲリア、その父Giant's Causewayという血統。半兄に芝の短距離戦で5勝を挙げたグレイトチャーターがいる。
2019年に京都競馬場で行われた3歳新馬戦でデビューを迎え、初陣を白星で飾った。翌2020年2月に2勝目を挙げ、続く3月の賢島特別(2勝クラス)を連勝。同年9月の納屋橋S(3勝クラス)を勝利しオープン入りを果たすと、12月のリゲルS(L)でオープン勝ちを飾った。
昨年5月の谷川岳S(L)でオープン2勝目を挙げ、翌年の京都金杯(GIII)、マイラーズC(GII)にも参戦。前走は好スタートから先手を主張すると、最終直線でも粘り腰を見せ、12番人気の伏兵評価を覆して2着に好走した。通算成績は15戦6勝