ハイレベルな札幌記念で3着に好走したウインマリリン(撮影:高橋正和)
前走の札幌記念で3着だったウインマリリン(牝5、美浦・手塚貴久厩舎)は、11月13日に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)へ向かう。
ウインマリリンは父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ、母の父Fusaichi Pegasusという血統。半兄に2014年のラジオNIKKEI賞覇者ウインマーレライがいる。
2019年12月に中山競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューして勝利。3戦目のミモザ賞(1勝クラス)を勝利すると、フローラS(GII)に挑戦し重賞初制覇を飾った。続くオークス(GI)ではデアリングタクトの2着とその実力の高さを示した。
その後、秋華賞やエリザベス女王杯にも参戦。翌年3月に出走した日経賞(GII)、9月のオールカマー(GII)で白星を飾り、重賞3勝とした。大阪杯(GI)や宝塚記念(GI)などのハイレベルな牡牝混合GIにも果敢に挑戦。前走の札幌記念では得意の先行策から3番手につけると、力強く粘り3着となった。通算成績は15戦5勝。