10戦無敗の欧州最強馬バーイードが凱旋門賞に参戦の可能性 W.ハガス師「馬場が良ければ」

2022年08月29日 20:32

10戦無敗の4歳馬バーイード(c)netkeiba.com、提供:At The Races

 前走の英インターナショナルS(英G1)を圧勝したバーイード(牡4、英・W.ハガス厩舎)について、10月2日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(3歳上牡牝・仏G1・芝2400m)へ参戦する可能性が浮上した。米競馬メディア『Bloodhorse』などが報じている。

 同馬を管理するW.ハガス調教師は「馬場が良ければ」という条件で出走の可能性を示唆している。ロンシャン競馬場の馬場が悪ければ英チャンピオンS(英G1)へ向かうとのこと。いずれにしても、次走の候補に上がっていた愛チャンピオンS(愛G1)へは向かわない。

 バーイードは父Sea The Stars、母Aghareed、母の父Kingmamboという血統の英国産馬。全兄に今年のコロネーションC(英G1)を圧勝したフクム(Hukum)がいる。

 3歳時、2021年6月にデビューした同馬は、デビューから連勝街道を歩み、昨年10月のクイーンエリザベス2世S(英G1)で昨年の欧州最優秀古馬パレスピアとの直接対決を制するなど活躍。今年の始動戦となった5月のロッキンジS(英G1)を完勝し、続くクイーンアンS(英G1)とサセックスS(英G1)も連勝。ロンジンワールドベストレースホースランキングで世界1位のランクを獲得した。

 初の中距離戦出走となった前走では、前年の同レースを6馬身差で圧勝したミシュリフ(Mishriff)が先に抜け出すなか、抜群の手応えで並びかけて差を開き、最後は6馬身半差をつけて圧勝を飾った。

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