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【セントライト記念予想】過去10年で勝っている騎手は5人だけ? 関東馬優勢でも狙うべき関西馬の条件とは?

2022年09月19日 07:35

ルメール騎手はローシャムパークで出走予定だが…(撮影:下野雄規)

 先週からスタートした中山&中京での秋競馬は、今週はたっぷりの3日間開催。

 重賞は、日曜日に秋華賞トライアルのGII・ローズS(中京芝2000m)、そして月曜日は菊花賞トライアルのGII・セントライト記念(中山芝2200m)が行われる。

 どちらもこの先のGIシリーズに向けての大事な一戦。是非とも馬券までゲットしておきたいところだ。今週も過去10年データを使って、GIIセントライト記念の馬券ヒントを探っていこう。

1.強いのか、弱いのか? つかみどころのない上位人気馬

 いつものように、まずは上位人気馬のチェックから。

 セントライト記念では過去10年、1番人気馬は4勝している。12年フェノーメノ、14年イスラボニータ、16年ディーマジェスティ、19年リオンリオンという面々である。すべて前走が日本ダービーから。しかもリオンリオン以外はすべて関東馬である。過去10年の1番人気馬成績は【4-3-0-3】。まずまずの実績といってもいいだろう。買うならばアタマ付けの馬単、もしくは馬連軸だろう。

 1番人気馬の買える条件としては、まず関東馬、そして前走日本ダービーということ。今年アスクビクターモアが1番人気になりそうだが、ピッタリ当てはまることになる。

 ちなみに2番人気馬成績は【1-3-1-5】、3番人気馬成績は【1-0-3-6】。それぞれ人気下がるに連れて成績も落ちている。1、2、3番人気で上位が占められた年は過去10年で2回。もちろんこの時は配当もガチガチだった。逆に上位人気3頭がまったく絡まなかった年も1回あってそのときは3連単60万円の高配当となっている。配当的には傾向顕著とはいえない。つかみどころのないのがセントライト記念なのだ。

2.関東馬強し! では関西馬の狙い方とは?

 セントライト記念は関東馬がわりと好成績を残しているレースである。

 過去10年、すべての年で関東馬が上位3着以内に絡んでいる。馬券圏内30頭中、関東馬19頭・関西馬11頭で、関東馬優勢。しかも16年と21年は上位3頭がすべて関東馬で独占だった。例年、出走頭数も関東馬多めなのでこうなるのも仕方ないかもしれないが、関東馬抜きという馬券は成り立たないと思っていていいだろう。

 今年も関西馬の登録は現時点では3頭しかいない。やはり関東馬優勢となるのだろうか。

 しかし関西馬に目を向けると、意外にも狙いどころは絞られる感じはある。これは14年以降の8年間、そこで馬券になっている関西馬9頭には共通点があった。それは「前走がダービーかラジオNIKKEI賞」組ということ。これが継続されるのであれば、今年の関西馬3頭からは条件当てはまるのは前走ダービー使っているセイウンハーデスだけ。同馬が人気薄ならばちょっと狙ってみたいところだ。

3.出目の偏りなし? 一方、騎手の偏りあり?

 枠の有利不利。内枠が良いのか外枠が良いのかに関しては、かなりフラットな傾向だといえる。特別に良い枠も悪い枠もない。1〜8枠まで満遍なくきている。レース相性良い枠の狙い撃ちというのは難しそうだ。

 ただ騎手には明らかに偏りあり。過去10年で勝っているのはすべて関東所属の騎手。内訳は内田博が1勝、田辺・横山典・北村宏がそれぞれ2勝で、蛯名が3勝だった。わずか5人の騎手でセントライト記念は独占されているのである。いずれも難解コースといわれている中山芝2200mを知り尽くしている騎手たちといっていいだろう。今年も田辺と横山典は出走予定。鞍上するアスクビクターモアマテンロウスカイは重視しておく。

 意外にもルメール騎手はまだこのレースを勝っていない。近5年も毎回出走はしているものの最高着順は2着。名手にとってはさほど相性の良いレースとはいえないようだ。今年はローシャムパークで出走予定だが、果たして着順はどうなるだろうか?

(netkeiba編集部)

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