【AI予想・神戸新聞杯】遅れてきた大物がついに開花!? 人工知能が推奨「伸びしろ十分」な本命候補

2022年09月20日 17:45

青葉賞を勝利しているプラダリア(撮影:下野雄規)

 今週も「中山・中京」の2場開催。先週の3日連続開催では、台風の雨と風で、かなり予想も悩まされましたし、今週も馬場コンディションは気になるところです。

 日曜重賞はふたつ。古馬・3歳ともに今後の秋シーズンを占う芝中距離の重要レースが行われます。

 中山競馬場ではGII・産経賞オールカマー(芝2200m)、そして中京競馬場では菊花賞へのトライアル戦であるGII・神戸新聞杯(芝2200m)が行われます。

 毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週はGII・神戸新聞杯での狙い馬を探します。

 月曜日現在の登録馬は17頭。先週のセントライト記念同様、春のクラシック戦線に出走していた馬たちに対し、夏の間に頭角を現してきたメンバーたちが挑むという構図になりそうです。

 上位人気になりそうなのは、やはりプラダリア(牡3・栗東・池添学厩舎)でしょう。春はGII・青葉賞(東京・芝2400m)で1着、そしてダービーで5着と掲示板に乗っている能力上位馬。先週のセントライト記念では、同じディープ産駒でダービー3着のアスクビクターモアが2着しましたが、この馬もメンバー的には負けられない一戦になりそうです。

 ほかにも前走ダービー組としては、ダービー9着&GI・ホープフルS(中山・芝2000m)2着の実績を持つジャスティンパレス(牡3・栗東・杉山晴厩舎)、ダービー10着&GII・スプリングS(中山・芝1800m)1着のビーアストニッシド(牡3・栗東・飯田雄厩舎)、ダービー12着&GII・京都新聞杯(中京・芝2200m)1着のアスクワイルドモア(牡3・栗東・藤原厩舎)など、重賞実績のある馬たちが参戦します。

 さらにはオープンで3戦連続2着になっているヴェローナシチー(牡3・栗東・佐々木厩舎)、デビューから2連勝中のパラレルヴィジョン(牡3・美浦・国枝厩舎)など。ほかにも夏の間に勝ち上がってきた馬たちもいる混戦となっています。

【遅れてきた大物がついに開花!?】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、前走ダービー組のプラダリア(牡3・栗東・池添学厩舎)でした。

 AIが人気上位馬を推奨した場合は堅く収まる傾向にありますが、今週の神戸新聞杯も堅めの決着となるのでしょうか?

 同馬は父ディープインパクト、母シャッセロール(母父クロフネ)という血統。姉にはヴェントボニートという1勝馬がいます。

 これまで5戦2勝という成績で、着度数は[2-2-0-1]。デビューから2戦連続の2着と惜しい競馬が続きましたが、3戦目となる阪神芝2400mの3歳未勝利では2着馬に7馬身差をつけ圧勝しています。

 4戦目のGII・青葉賞では格上挑戦ながら、レヴァンジルロードレゼルなどの人気馬を差し切って1着。見事ダービーへの切符をつかむと、本番でも5着と健闘しました。

 年明けデビューながらダービー出走までこぎつけたのは、それだけ能力が高い証拠。伸びしろは十分といえそうで、遅れてきた大物が開花する1戦となるかもしれません。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などの確定後、コンピュータ予想がどうなるのか…。週末の最終AI予想も、ぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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