現地時間3日、香港・シャティン競馬場で行われた香港チャンピオンズ&チャターC(3歳上、芝2400m)に、今年のクイーンエリザベス2世C(香G1)を勝ったビバパタカ Viva Pataca(セン5、香・J.ムーア厩舎)が出走。中団追走から直線に向くと、先に先頭に立ったヴェンジャンスオブレイン Vengeance of Rainに3.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分24秒60(良)。昨年の安田記念(GI)勝ち馬ブリッシュラックは勝ち馬から3.8秒差の最下位7着に終わった。
勝ったビバパタカは、父Marju、母Comic(その父Be My Chief)という血統の英国産馬。04年7月にイギリスでデビューし7戦5勝の成績で香港に移籍。移籍後は06年香港ダービーなどを勝って05〜06年シーズンの最優秀ステイヤーに輝いている。前走のクイーンエリザベス2世Cでは、今年のドバイシーマクラシック(首G1)を勝ったヴェンジャンスオブレイン、日本のアドマイヤムーンらを抑え優勝していた。通算成績20戦11勝(重賞4勝)。
なお、鞍上のM.キネーン騎手は、現地時間2日に英・エプソム競馬場で行われた英ダービーでアーキペンコに騎乗(17着)しており、約17時間の間に移動しての騎乗だった。