古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は今週、土曜に中京2鞍、日曜に中山1鞍の3鞍に騎乗する。
     G1デーの中山に遠征するのは、12Rの外房S(3歳上3勝クラス、ダート1200メートル)の
チェイスザドリームに騎乗するため。所属する矢作厩舎の
ロードカナロア産駒で、デビューから手綱を執り続けている。夏の函館で1勝クラス、2勝クラスを連勝し、今回が昇級戦になる。「こちらに帰ってからの調教の動きは抜群です。体もしっかりしてきましたし、1400メートルを使った時に芝スタートも経験していますから」と期待する。勝てばオープン入りとなる一戦。「本当に馬が強くて、成績が安定しています。上へ行ける力があると思うので、しっかり競馬できれば」と3連勝へ導くつもりだ。
     土曜日は中京で騎乗。4Rの
キムケンリアンは「札幌滞在の前走でもイレ込んでいました。1400メートルは条件的にベストだと思います。追い切りも先週より今週の方が反応はよかったです」と当日の気配がカギとなりそう。7Rの
タウゼントシェーンも「レース中に落ち着いて走れれば」と気性面をポイントに挙げた。     
     【土曜中京】
    4R・
キムケンリアン(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
ドゥラメンテ)
    7R・
タウゼントシェーン(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)
     【日曜中山】
    12R・
チェイスザドリーム(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
ロードカナロア)