【POG】砂の血統馬ブレードランナーは10月9日東京で初陣(美浦発)

2022年10月01日 11:05

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



今週はスプリンターズSが中山競馬場で、そしてフランス・パリロンシャン競馬場では凱旋門賞が行われます。今年は日本馬が4頭参戦し、例年よりも勝つチャンスもありそうということで大きな注目を集めていますね。どうもフランスは天気が悪く、今年も良馬場での開催は臨めそうもないようですが、毎年のようにチャレンジしてくれている関係者の方には感謝しかありません。筆者は馬サブローの紙面で予想をさせていただいています。なかなか攻めた予想になったのではないかと思っております。

 さて、先週は台風の影響を大きく受けた開催となりましたが、中山芝1600mの新馬戦を勝ったのはコウセイマリア(牝、和田雄)。なんと単勝万馬券を演出する激走でした。この馬の血統を見てみると父がリアルスティールで、母父がキングカメハメハ。サンデーサイレンスの3×3に加えてKingmambo×Monevassiaの全兄妹クロスも3×3で入っているという近親配合馬。こういう配合での活躍馬が出てくると、リアルスティールの価値がさらに上がってくるかもしれませんね。次走はアルテミスS(29日・東京、芝1600m)を視野に調整されるとのこと。

 中山ダート1800mの新馬戦はトレド(牡、池上)が2歳レコードで勝利。時計もさることながら、非常に強い内容だったと思います。次走は状態次第ですが、プラタナス賞(15日・東京、ダート1600m)も視野に入れるとのこと。

 9日東京の新馬戦(ダート1600m)を予定しているのはブレードランナー(牝、父ガンランナー、母バンボッシュ)。父は産駒がアメリカで走りまくっているガンランナー。母父がタピットということで、いかにもダートで良さそうな血統構成となっています。時計も水準以上に動けていますし、初戦から楽しみ。鞍上は田辺の予定。

 メジャーエンブレムの全妹となるエンパイアブーケ(牝、木村、父ダイワメジャー、母キャッチータイトル)が、今週いい動きを見せていました。デビュー戦は22日の東京芝2000mとのこと。

 札幌の未勝利戦を僅差で勝っていたキングズレイン(牡、手塚)は百日走特別(11月6日・東京、芝2000m)を目標とのこと。

 最後に謝罪と訂正です。先週お知らせしたショウナンハクウン(牡、加藤士、父ダイワメジャー、母ラッドルチェンド)ですが、デビュー戦の条件を間違ってお伝えしてしまっておりました。正しくは10月15日の東京芝1600mの新馬戦でした。関係者の皆さま、読者の皆さま、申し訳ありませんでした。(馬三郎美浦支局・木村)

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