◆第26回
シリウスS・G3(10月1日、中京・ダート1900メートル、良)
ダートのハンデ重賞は16頭立てで争われ、4番人気でハンデ56キロの
ジュンライトボルト(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父キングカメハメハ)が石川裕紀人騎手を背に、直線で外から抜け出し、重賞初制覇を飾った。管理する友道調教師はJRAダート重賞初勝利となった。勝ち時計は、1分57秒7。
2着は2番人気でハンデ53キロのハピ(横山典弘騎手)、3着に7番人気でトップハンデ58キロの
オーヴェルニュ(団野大成騎手)が食い込み、3連単は4万9520円だった。
岩田望来騎手(
サクラアリュール=5着)「いい形で運べました。もう少し動けるかと思いましたが、じりじりになってしまいました。それでもばてずに伸びてくれて、はまれば重賞でも手が届く馬ですよ」
三浦皇成騎手(
デルマルーヴル=6着)「内枠を生かしてロスなく、リズム良く運べました。速い上がりにも対応してくれて、間が開いていい伸びでした。まだまだやれるところを見せてくれました」
秋山真一郎騎手(
エブリワンブラック=9着)「うまいこと手応え良く回ってこれたし、内容は良かったと思います」
池添謙一騎手(
クリノフラッシュ=11着)「もまれるのは好きじゃないと聞いていました。スタートが決まったのでハナに行きましたが、重賞でペースを緩めるところがなかったです」
幸英明騎手(
サンライズホープ=12着)「能力は高いんですが、気持ちだけですね。4角まで手応えは良かったんですが、交わされるとやめる感じでした」
高倉稜騎手(
エイコーン=13着)「ブリンカーをつけましたが、気持ちが乗りませんでした。いい時と比べて、体を使えていません。気持ちひとつだと思います」
松山弘平騎手(
レーヌブランシュ=16着)「久々の中央での競馬でイレ込んでいました。レース前に消耗してしまいました」