切れ味鋭い末脚を繰り出しキャリア2勝目を挙げたオマツリオトコ(c)netkeiba.com
10月1日に中京競馬場で行われた
ヤマボウシ賞(1勝クラス)を制した
オマツリオトコ(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)は、12月14日に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(2歳・JpnI・ダ1600m)が目標。その前にレースを使うか否かを検討する。
オマツリオトコは父
ヴィットリオドーロ、母マツリバヤシ、母の父スマートボーイという血統。母は2010年のエーデルワイス賞(JpnIII)2着や2011年ユングフラウ賞(SII)2着など門別・南関東で存在感を示していた。
6月18日に函館競馬場で行われた2歳新馬戦(ダ1000m)でデビュー。他馬よりも上がり3Fが1秒以上速い末脚を繰り出して5馬身差の圧勝を飾ると、続く函館2歳S(GIII)では芝初挑戦ながら上がり最速の末脚で3着に好走。前走では道中中団待機策から再び上がり最速の末脚で大外から他馬を撫で切り、2つ目の勝ち星を飾った。
父
ヴィットリオドーロは
2018年に初年度産駒の
イグナシオドーロが北海道2歳優駿(JpnIII)を制しているが、JRAにおいて勝利をおさめている産駒は
オマツリオトコ1頭のみ。ダート全勝の勢いそのままに大舞台でのタイトル獲得を狙う。