【東京5R・2歳新馬】4番人気のシンリョクカが抜群の切れ味で快勝…吉田豊騎手「いい馬になる」

2022年10月10日 13:14

初陣を飾ったシンリョクカ(カメラ・池内 雅彦)

 10月10日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=13頭立て)は、4番人気のシンリョクカ(牝、美浦・竹内正洋厩舎、父サトノダイヤモンド)が、抜群の切れ味で差し切ってデビュー戦を白星で飾った。母レイカーラは13年のターコイズS(当時オープン)の勝ち馬で、半姉には20年のアネモネSを勝ったインターミッションがいる血統。勝ち時計は1分36秒6(稍重)。

 きっちりとスタートを決めて、道中は馬群の内の好位5番手をキープした。直線ではスムーズに外へ持ち出すと、ギアを上げて加速。上がり最速33秒4の切れ味を発揮して、2着のエピメテウスに3馬身半差をつけた。

 吉田豊騎手は「調教から乗せてもらって、軽い走りをするのは分かっていた。競馬ではいい感じで、スローペースのなかでも、あの位置で折り合った。直線は外に出して、ちょっと気合をつけたら、スッと伸びてくれた。いかにも女馬の切れ味があって、軽い走りをする。もっと実が入ってくれば、いい馬になると思う」と、文句のない勝ちっぷりをたたえた。

 竹内調教師は「気持ちの強い馬で、カイ食いが細くて最低限の調教しかできなかった。素質でどこまでやれるかなと思っていたが、いい競馬でした。体力がついてくれば、距離を延ばしてもよさそう」と評価。今後はひとまず放牧に出されて、次走を検討していくという。

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