11月30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。欧州年度代表馬となった
カランダガンも参戦する国内最高賞金レースを、ひと味違った視点で紐解いていきたい。今回は、競馬の世界を舞台にしたドラマ・日曜劇場『ザ・
ロイヤルファミリー』からヒントを探ってみた。
制作にJRAが全面協力、実際に騎手や競走馬が登場することでも話題を呼んでいるドラマの主役・栗栖栄治を演じているのが妻夫木聡さん。そんな日本を代表する俳優が、これまでTBS系列の連続ドラマで主演を務めたのは今回で5回目。2003年の『
ブラックジャックによろしく』に始まり、『オレンジデイズ』(2004年)、『危険な
ビーナス』(2020年)、『
Get Ready!』(2023年)となっている。これらの年のジャパンカップの成績と馬齢に注目して欲しい。
03年
1着:タップダンスシチー(牡6)
2着:ザッツザプレンティ(牡3)
3着:シンボリクリスエス(牡4)
04年
1着:ゼンノロブロイ(牡4)
2着:
コスモバルク(牡3)
3着:
デルタブルース(牡3)
20年
1着:
アーモンドアイ(牝5)
2着:
コントレイル(牡3)
3着:
デアリングタクト(牝3)
23年
1着:
イクイノックス(牡4)
2着:
リバティアイランド(牝3)
3着:
スターズオンアース(牝4)
上記の通り、すべての年で3歳馬が2着となっているのだ。ちなみに過去3歳馬が2着となったのは44回中15回。少なくはないが、すべてに該当しているのはなかなかに面白い。
今年登録している3歳馬は天皇賞(秋)の覇者
マスカレードボール、今年の日本ダービー馬
クロワデュノールの2頭。ジンクスは続くのか。さらに上の成績をたたき出すのか。楽しみにレースを待ちたい。なお、4レースとも6枠、6番枠は馬券内に入っていなかった。