福永祐一騎手騎乗のカフェファラオが勝利(撮影:高橋正和)
10日、盛岡競馬場で行われた第35回マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金6000万円)は、先団の外でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の1番人気カフェファラオ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、逃げ粘る6番人気ヘリオス(セ6、栗東・寺島良厩舎)をゴール寸前で交わし、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(不良)。
さらに1/2馬身差の3着に3番人気シャマル(牡4、栗東・松下武士厩舎)が入った。5番人気イグナイター(牡4、兵庫・新子雅司厩舎)はシャマルと1/2馬身差で地方馬最先着の4着。2番人気アルクトス(牡7、美浦・栗田徹厩舎)は14着に終わった。
勝ったカフェファラオは、父American Pharoah、母Mary's Follies、その父More Than Readyという血統の米国産馬。前走芝の安田記念では大敗を喫したが、ダートに戻ってきっちり巻き返してGI/JpnI・3勝目を挙げた。通算成績はこれで13戦7勝(重賞5勝)。